もう引き戻せない?既婚同士の不倫旅行。

中高年になっての恋は燃え上がるというが、今私はそんな常態かもしれません。

彼女と知り合ったのは出会い系サイトでした。

私は家でも虐げられてるというか、家庭不和な状態でした。

それが寂しさ、ストレスとなり別の女性に癒されようと意識が向いていったからです。

彼女はそんな私の気持ちをわかり、書き込んだ募集に返事をくれたのです。

37歳の彼女には子供がいません。

できない身体なのです。

そのせいかご主人にも負い目を感じている。

また姑さんからも子供の産めない彼女は虐げられてるようだ。

そんなお互い似たような境遇の男女。

いくら既婚同士と言えど引きあう事は止めようがなかった。

お互い寂しさを慰めあうかのように会う約束を交わした。

傷を舐めあう負け犬同士、それは自然の事だったのかもしれません。

実際に会って話しをすれば、すぐに意気投合。

内心、この出会いは運命だったのかと思えるようだった。

それからしばらくは私達はプラトニックな関係のままでした。

やはりいくら虐げられてるといっても家族を裏切る訳にはいかないと思っていたからです。

でも恋人のようなデートは繰り返していました。

しかし、プラトニックな愛は突然男女の関係へと一線を越えてしまったのです。

それは彼女のご主人が外に女を持ってしまった事が発端でした。

近所の仲良しの奥さんから、ご主人が女とホテルに入っていくのを見た。

それを彼女に耳打ちしてしまったのです。

会った時の彼女は悲壮感に打ちひしがれまるで抜け殻のようでした。

抱きしめ唇を奪いました。

泣き崩れる彼女。

でもキスだけでそのままずっと抱きしめていました。

それ以上の事はできない…それくらい彼女は落ち込んでいたのです。

翌日、私は彼女を誘い旅行にでも行こうと提案しました。

少しでも嫌な思いをするあの家から彼女を連れ出したかったからです。

しばらく考えていましたが、一緒に行くことを彼女も決めてくれました。

2週間後の休日、私達は不倫旅行へと旅立ったのです。

久しぶりに見る彼女の笑顔。

虐げる家族から開放され幸せな夫婦のような体験でした。

露天風呂付きの温泉宿。

誰にも邪魔されたくなくてこの部屋にしました。

早めに宿に入り、一緒に部屋にある露天風呂に…。

お互いタオルを巻いて湯船に浸かりました。

でもそんなものは長くは続きません。

お湯に浸かりながらキスしました。

タオルをはぎ取り私達は結ばれたのです。

それまでぎこちなかった既婚同士の男女は、結ばれたことで本物の夫婦のように見えます。

夕食後も抱きあいました。

求めあいました。

どちらも長い間営みがなかった分、燃え上がり、何度も求め私は彼女の中で果てました。

それから毎週彼女と会い、1週間の嫌なことを忘れるように求めあいました。

今でも彼女への気持ちは変わりません。

むしろ更に燃え上がっているみたいです。

彼女を抱きしめている時間だけが幸せな時間なのですから…。

宮崎県 宮崎市 康一さん  44歳